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卓球特集

「日本リーグビッグトーナメント」 3500名が卓球の醍醐味を味わう!!

01 仙台市体育館で開催された「シチズンカップ第17回日本卓球リーグビッグトーナメント仙台大会」3500名を超す観客が集まり、トップ選手のプレーを堪能した。

 優勝したのは、韓国の朱世赫と李佳(日本生命)。それぞれ賞金50万円を獲得した。

02_2  朱は2回戦で川口(原田鋼業)を3-1、3回戦で坂本(協和発酵)を3-0、準決勝で岸川(スヴェンソン)を3-1、決勝では韓陽を3-2で破った。特に五輪日本代表の岸川、韓陽との試合は見応え充分で、満員の観客も日本、いや世界のトッププレーに大満足。まさに卓球の醍醐味を味わった。

03  女子は1回戦で花沢(アスモ)、2回戦で前回優勝の王輝(日立化成)を3-2で競り勝った李佳が準決勝で藤沼(日立化成)、決勝では小西(アスモ)を破った。

05  福原愛(ANA)は岸田に競り勝ったものの藤沼に敗れベスト8、平野早矢香(ミキハウス)は準決勝で小西にゲームオール9本で敗れた。小学生の前田美優(高瀬クラブ)は、1回戦で越崎(中国電力)に敗れたが、トップ選手と過ごしたこの大会で貴重な経験をしたことだろう。

06  ところで、試合もそうだが、子供たちはトップ練習のサインがお目当て。会場にはサインを求める長蛇の列が自然に発生。これをみた関係者が急きょ選手のサイン会が開かれた。トップ選手の人気をあらためて感じるシーンだ。この中から将来のトップ選手が生まれるかもしれない。

 お気に入りの選手のサインがもらえたかどうかわからないが、サインボール投げあり、サイン会あり、抽選会ありで観客にとっては大満足の1日となったことだろう。

 詳しい記録は、日本卓球リーグ実業団連盟ウェブサイト 

 http://www.jttl.gr.jp/

をご覧ください。

 なお、来年は4月12日()に大阪府羽曳野市のはびきのコロセアムで開催される。


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「日本リーグビッグトーナメント」 開会式兼前夜祭スナップ

01  5月4日に宮城県の仙台市体育館で開催される「シチズンカップ第17回日本卓球リーグビッグトーナメント仙台大会」の開会式兼前夜祭が江陽グランドホテルにて行われた。

 開会式には出場選手のほか、来賓、役員、関係者ら180名以上が出席。女子選手はめったに見ることができないおしゃれな姿で登場。テレビや新聞など報道関係者も多数訪れ、同大会の注目の高さが伺えた。

02  恒例となっている選手自身が抽選するトーナメントのドローが行われ、組み合わせが決定した。

 男子は前回優勝の韓陽(東京アート)が第1シード、韓国からの招待選手の朱が第2シード、五輪代表の岸川(スヴェンソン)が第3シードとなった。

03  女子は前回優勝の王輝(日立化成)が第1シード、五輪代表の福岡(中国電力)が第2、平野(ミキハウス)が第3、福原(ANA)が第4シードとなった。

 本命の王輝と李佳(日本生命)が2回戦で顔を合わせるなど大激戦の様相。一戦一戦が見逃せない。小学生の前田(高瀬クラブ)は中国電力の越崎と初戦で対戦する。

 賞金総額300万円のこの大会。果たして、優勝賞金50万円を獲得するのは誰か?

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「日本リーグビッグトーナメント」 5月4日に杜の都仙台で開催!!

17bt 「シチズンカップ第17回日本卓球リーグビッグトーナメント仙台大会」が5月4日()、宮城県仙台市体育館で開催される。

 この大会は日本卓球リーグ実業団連盟が主催する個人トーナメント。日本卓球リーグのトップ選手ほか、日本代表招待選手や話題の選手など男女各20名が集う大会として毎年人気を集めている。

 今年は北京五輪日本代表選手が特別招待選手として出場、水谷隼はドイツリーグのため出場できないが、ほかの韓陽(東京アート)、岸川聖也(スヴェンソン)、福原愛(ANA)、平野早矢香(ミキハウス)、福岡春菜(中国電力)が参加する。また、トーナメントの前に五輪選手の壮行をかねた特別招待試合が用意されている。

 そのほかの話題の選手は、男子は韓国から朱世爀が来日。世界最高峰のカットを披露する。女子では全日本に出場し社会人選手を破って話題となった小学生チャンピオンの前田美優(高瀬クラブ)が参加。すでにシニア選手並みの扱いだ。

 試合当日は8時開場、9時から開始式。開始式ではファッションで話題沸騰の四元奈生美が仙台市長と始球式をする予定。さらに、開始式と表彰式終了後に出場選手からのサインボールのプレゼントが予定されている。また、大会終了後に豪華賞品が当たる抽選会を実施するようだ。

 この日は最初から最後まで夢のような一日になる。

 チケットは、

S   席 2,500(前売り2,000) 

一 般 席 1,500(前売り1,000)

高校生以下  800(前売り500)

お問合せ、販売先は

 ○宮城県卓球協会 TEL:022-274-0788

 ○卓球のタマチ TEL:022-299-3268

 ○仙台卓球センター TEL:022-284-8690

 ○東北卓球C&C TEL:022-263-2447

 ○SPORTSショウジ TEL:022-375-3358

 ○東部卓球センター TEL:022-288-8732

 S席はすでに完売状態という情報があるが、運がよければ当日券に余りがでるかも・・・。

 会場には駐車場が用意されていないので、仙台市体育館へは公共の交通機関(仙台市営地下鉄南北線富沢駅下車徒歩5分)が便利。

 さあ、夢のような卓球の祭典を丸一日楽しもう!!


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「横浜隼人高校・中学校」(3) 日本一を目指して

31  横浜隼人は神奈川県でも有数の進学校であるが、クラブ活動も盛んな学校。そして、女子卓球部の活躍は他のクラブの刺激にもなっているようだ。

「学校の人気は年々高まってきています。女子卓球部のほかにもいくつか強化部があり、部活動も女子卓球部に影響されてか、年々盛んになってきています」と豊田先生は話す。

「教育の場所ですから強くなればいいではなく、人を敬う心だとか子供のうちに教えていかなければいけないことがたくさんあります。素直な心、時間を守るなどスポーツをやりながら覚えていくことはたくさんあります」と小林氏は言う。

 ところで、横浜隼人の特徴の一つにスタッフの多さをあげたが、スタッフが多すぎて選手が混乱することはないのだろうか。

「よく指導者の方々はいじられるのは嫌いますが、私はそんなことはないと思う。方針さえしっかりしていれば、いろんな人から教わることは子供を成長させます。確かに迷うことはあるかもしれないが、でも、それは進歩する過程です。私がぶれなければ問題はありませんね。もし、迷った時は自分で聞きに来なさいといっています。どういうことをこの人はアドバイスしているのかこっちもわかりますから、理論的に教えてくれる方も多いし、子どもたちの卓球の知識を覚えていくにはいいと思います。私が毎日見ていて、誰かのアドバイスのいいところを理解させて、わからないことは取捨選択することを覚えさせていっていけばいいのです。学校の中のスタッフは4人。私と、豊田先生、岸先生、渡辺先生。そのほかに20人くらいいますから恵まれていると思います」

32 そして、スタッフはもちろん練習相手を兼ねている。口だけでなく体を使い、身をもって熱心に教えてくれる人が多いというだけで、選手には「感謝の気持ち」が芽生える。多くの人が協力しているからこそ一生懸命になり、日々の厳しい訓練を続けられるし、当然、試合では簡単には負けられない。

 スタッフの方々の熱心さには頭が下がる思いがする。

 先生方は「伝統がない」と謙遜するが、それはおそらくインターハイに何十年も出場している学校と比べているだけで、横浜隼人にはすでに立派な伝統が築かれていると思う。

 最後に4人の先生方にそれぞれ抱負と目標を聞いてみた。

渡辺先生は、「目標は日本一になりたいというのがあります。中学は全国で3位になれましたが、1位と3位は全然違うんだろうなと思うし、まだまだ全然遠い感じがしたので、最終的に日本一にならせたい。抱負というか教員としても分からないことはたくさんあるので、とにかく毎日勉強していきたい。選手とは年も近いし、同じ女だし、お姉ちゃんみたいな感じで、その辺の距離の取り方と怒り方が難しいです」と話す。紅一点の渡辺先生が果たす役割はとても大きい。

「具体的な数字をあげるなら全国で優勝したいというのはもちろんありますね。ただ、今は小林先生がやっていただいている部分が強いですし、小林先生のカラーというのがすごくでてきている。何年後かに私たち引き継いだ時にどうするかという準備を含めてやっていかなければいけないなと思っています。今から作っていくというのが、結構まだまだ不備なところがたくさんある。その辺をひとつひとつクリアしていきたい。それから、選手はいつか卒業していきますから、卒業してどこかでつまずいてしまった時に立ち止まるというか元気を取り戻しに帰ってくる場所を作っていきたい」と岸先生。今後、小林イズムをどこまで継承していくか期待される。

「中学は日本一になりたい。中島たちが準優勝で去年は3位になりましたけど、表彰式というか準決勝・決勝の雰囲気を味わうと、やっぱり頂点に立ちたいなというのが大きな目標。どこの学校も大きな目標を持っていますが、知り合いの先生で日本一になっている方とたくさんお会いするので、やはり日本一は格別なものであろうと。そのためには何をすべきかと模索しながら、中学は絶対に日本一をとりたいというのがあります。高校は外国人選手を抱えている学校も多いですからなかなか勝つくとは難しいかもしれませんが、3位入賞を目標に、ぜひ狙ってみたいなと思います」と豊田先生。とても厳しく、そして暖かい先生だ。

「目標は日本一ですよ。中学も高校も。中学は1年目が2位で去年が3位。夢を描くと険しい目標だと思うけど、そこは外したくない。高校は、隼人なんか出来たばっかでと思われていいますが、それに向かって慢心するのみ。目標はベスト4とか普段は言っていますが、内心は一つ当たればという思いはあってやっているからやはり日本一ですよ。それは私自身も至難の業だと思う。でもそこに向かってチャレンジしていくというのが、夢を実現していくのはすごい目標ですよ。その過程で、2位になったり、3位になったり。最終的には高校で日本一になりたい」と小林先生は熱く語る。日産自動車の監督時代には幾度もの日本一を経験している小林先生の新たな挑戦だ。

33先生方はそれぞれ語り口は違う。それぞれ抱負も違う。だが、目標の「日本一」は共通ワードだ。

おそらく選手も心に秘めたものがあるはず。そうでなければ、これだけ厳しい練習に元気よく立ち向かうことはできない。

これまでいろいろな学校を訪れてきた。ほかの伝統校と比べても横浜隼人の「元気の良さ」「素直さ」「チームワークの良さ」は間違いなく全国でもトップクラスであると実感している。

 今後、横浜隼人がどのような伝統を築き、どこまで登りつめていくのだろうか。とても楽しみである。


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「横浜隼人高校・中学校」(2) 指導者を信じ、選手を信じ、練習を信じる(三信)

20  3年前の4月に小林氏が就任し、8月の全国中学校大会で横浜隼人は準優勝を飾った。ささやかながら祝勝会を開いてくれた学校側もこの快挙に反応していく。はじめは教室で練習していた環境だったが、実績を残すごとに変化し、今では10台以上が置ける専用の練習場を提供してくれるようになった。

 しかしながら、まだ十分ではない。寮もなければ、高校にはスポーツ推薦もない。全国各地から選手を集めている伝統校には程遠い。家が遠い選手は1時間半から2時間もかけて通学している。だが、選手はそういった苦労をした分、精神的にも鍛えられているようだ。

 学校がある時の練習は、授業が終わって午後3時から7時45分まで。休日は午前9時半から午後5時半が基本。そのほか、試合前や連休などに合わせて年に数回、校内合宿を行う。合宿の時は、朝の6時半からトレーニングをして、夜の10時、11時まで練習をやり込む。この時は保護者の方が協力して食事などを用意する。だが、これでも時間が足りないと小林氏は言う。

 そのほか、学校のバスで四国、中国地方まで年に数回遠征する。遠征の時は豊田先生と岸先生が運転手。行き帰りは選手を寝かせ夜通し運転する。

「子供たちが寝ている時に運転し、起きていても運転している。すると子供たちも先生に連れて行ってもらったんだという感謝の気持ちを持ちます。『先生はみんなの安全を考えていろいろなところへ連れて行くのが大きな仕事。だから、みんなは行った時に練習したことをしっかりと発揮できるように試合をやりなさいと』とよく話します。それで一体感は生まれますね。子供たちがそういうことに対して、感謝する。一番大きいのは費用です。あと、着いてからの移動が楽ですね。遠征のときには自分でもかなり気合を入れていきますから、特別な力が湧くような気がします。あとは事故だけはないように神経をとがらせています」と豊田先生は話すが、大型バスを夜通し運転するのは並大抵のことではできない。もちろん、全国大会等もバスでの移動が多いので、年に5~6回はバスで遠くまで遠征することになる。昨年の全国中学校大会も青森までバスで行き、そして3位入賞を果たした。

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練習量は全国的に見ても見劣りしないが、試験や学校行事などに合わせて一ヵ月に1、2回は気分転換を含めて休みの日を設けているという。特に中学生にとってはこれだけの練習についていくだけでも体力的にかなりきついはず。体力と集中力が持続するように休日の取り方も工夫しているようだ。

 練習計画、練習内容については小林氏が組み立てる。その時々でメニューは変わるが、基本的には『フットワーク』と『スマッシュ』を取り入れている。

「今の卓球は早いし両ハンドを使うから勝ちにくい。しかし、この子たちには卒業してからも大学や社会人で長く卓球をやってほしい。その時に今やっているフットワークが役に立つ時が来る。だから今のうちにしっかりやっておけとよく話します」

 今、勝つのか、先の将来に勝つのか、この判断はとても難しい。

 だが、前にも述べたが、横浜隼人の選手はみんな元気である。練習中によく声を出し、動き回っている。このあたりを見る限り、小林氏の考えが浸透しているように思える。

「今年自分で休んだことはたぶんない。去年は突如入院したことがあったけど。絶対に休まないね。一番早く来て、一番最後に帰るのが基本。ここ(練習場)1日たっていられなくなったら指導者じゃないから、それがまず、最低条件。それが苦になるようになったら身を引こうと思っていますが、それは全然ない。24時間練習を見ていても飽きないですよ」と小林氏は笑うが、その熱意が伝わってくる。選手もその熱意は強く感じているはずだ。

22 「三信と書いてあるが、私の言っていることをみんなが信じ始めている。私が行っていることをやっていれば可能じゃないかと。必ず私は、3信で、指導者は君たちを信じる、だけど君たちも私をどれだけ信じているか。その度合い、強さがチーム力をアップさせる。信じるということは、誉めるだけじゃなく、ダメなことは怒るし、強くなるためにはいろんなことにチャレンジするし、だから苦しいこともあるだろうし、だけど、そういうことを信じているから言える。君たちも信じているから苦しいけどやろうとする。そういう話をよくします。最後は当たり前の如く、練習はうそをつかない、練習を信じなさいという。それは量も質も含めて。それが3信だよと。だから練習に対しては妥協しないところがあるから、私の練習は厳しいと思っているかもしれない。だけどすごくむちゃくちゃやるなとは思っていないと思います」

 横浜隼人は、伝統はないとスタッフの先生方は口をそろえるが、もうすでに伝統となる土台は固まりつつある。それはまぎれもなく選手と先生方、たくさんのコーチスタッフ、保護者の方々が築きあげているものだ。そして、全中準優勝メンバーがいよいよ高校3年生となった。ここまで築き上げてきたものにさらに上積みしてインターハイに挑戦する。


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